六命４日目

＜セルフォ側＞
―３日目―

縄張りだったのかどうかは知らんが、軽くいなす。

面倒だったため、適当に捨ておいてきた。

……ガキの方はちょっと名残惜しそうにしてたけれど。


街に戻ってきたわけだが、案外人は多い。

そりゃぁ、街だから当然だろうが。慎重派が多いということか。

さて、先に行った奴らを追わなければな……


取材の方は、そこそこだ。

ただ、一般的な常識が通用しない。

そのため、記事にするかは凄く悩むがな。


悪魔の血に関する情報は今のところ０。

まぁ、すぐに見つかるとは思ってねーけど。

この頃馴染んできたせいか、色々なことが出来るようになってきている。

……嬉しいんだか、悲しいんだか。




＜アンジ側＞
★記憶のカケラ-１～２-「親」「狐」

甦る記憶は過去の事。

母親。この世を去ったのは何故だったか。

思い出せない。なんでだっけ。

ただ、綺麗な顔を見て。泣いた記憶がある。



憧れるは人間の姿。

なんでだっけ。きっかけは、なんだっけ。



……思い出せない。



酷く。とても。辛い。こえも、ふりしぼるように。だして。だして。



狐の嘶きが一回、辺りに響いた。


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記憶が一部戻りました。
仔狐へのメッセージにて、キーワードとなる言葉を聞くと、思い出すようです。
その際、以前に出て反応のなかったキーワードにも反応する可能性があります。
記憶は数珠つながり、断片で思い出すことは出来ません。
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「狐である」という記憶が戻ったことにより、
同族の顔を憶えることが出来るようになりました。
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☆その後。

彼女と一頻り遊んだ、と。狐は解釈しているが。

どうにも、その「御遊戯」は少々過激だった模様。

身体に染み付いているせいか。狐はさも当然かのように尻尾を振り。

また、違う獲物を探す。



それは、遊びなのか。はたまた、狩りなのか。

誰にも分からない。狐にもわかっていないのだから。

ただ、言えることは。

今のところ、狐に悪気はないということだった。



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★設定解除
なし。

Next Conditions → 狐への会話メッセが累計××個。
（３日目現在、累計１３。）
対人戦の回数が×回。
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Secret　point：１３＋［1d6+1：5］
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↓今回の感想は畳みます。↓